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2020年度理事長所信

【 所 信 】

地域をより良くすること。それが我々の存在意義

はじめに

2019年は館山JCにとって2つの面を持った年となりました。まずは、創立から半世紀を越えて新たな一歩を踏み出した希望に満ちた一面。『磨く』のスローガンの下、メンバーの資質向上を目指し力強く活動を続けて参りました。また、国連が提唱しているSDGs(持続可能な開発目標)の推進にも力を入れ、SDGsを地域へ根付かせるための活動を行って参りました。

そして自然災害という一面。昨年9月に千葉県を襲った台風15号並びに19号の傷跡は今も残り完全な復興には数年がかかると言われています。館山JCとしても継続して支援を行い、一刻も早く復興が出来るように尽力していきたいと思います。

必要とされる団体であるために 館山JCの今現在の一番の課題は何か。それは会員数の減少だと考えます。これは人口減少という社会的な問題もあるかもしれませんが、自分事として主体的に向き合うべきです。昨年度、ブロック事業や日本JCの事業で会員拡大に成功しているLOMの事例を学ぶ事ができ、拡大に成功しているLOMには3つの共通点がありました。①出会いの場が多い事。②女性や従業員のメンバー比率が高い事。③JCに所属していることに価値を感じている事です。まず行うべきは守破離の守。上手くいっている所を真似ることから一丸となって始めたいと思います。

そこで2020年の館山青年会議所は次の3点に力を注いで活動します。

➀ 一丸となって作る出会い

青年会議所と市民、他団体との出会いの場を意識的に多くしていきたいと思います。具体的には総会時に基調講演の実施、異業種交流会、政治・選挙を絡めた対外例会の実施です。

総会時に基調講演を行うことでオブザーバーが参加しやすくなります。

異業種交流会では対象者はもちろん対象者でない年齢の方にも交流する機会を設けて青年会議所との接点を増やしていきます。楽しみの中に大切な想いを込めた交流をすることで地域における館山JCの認知度を高めて新入会員の発掘にも繋がる事を期待します。

対外例会では商工会議所青年部や商工会青年部、そして学生たちと共に地域を活性化させる事業や政治・選挙を今一度見つめ直す事業を行って参ります。横の繋がりを意識した活動を行うことで社会関係資本の強化に繋がります。

開かれた青年会議所を目指して一丸となって活動していきましょう。

② 一丸となって取り組む仕組み

従業員の方や女性が活動しやすくなるために仕組みの変更を検討していきます。

具体的には時間を意識した見通しのある会議の設営、ウェブ会議実施の検討、昼間や朝の会議の検討、例会時に託児所の設置の検討、懇親会時の分煙の徹底、懇親会(一次会)の参加料は5000円まで、などに取り組んでいきたいと思います。

細かなことですが、これらを行うことにより青年会議所に対してネガティブな感情を抱く2大要素であるお金と時間に対して一定の改善が期待出来ると考えます。

持続可能な青年会議所を一丸となって目指していきましょう。

③ 一丸となって意識する日常

魅力がある人に人は集まります。では、どこで魅力的な人だと周りから思われればよいのでしょうか。メンバーとメンバー対象者との接点はどこにあるのでしょうか。それはJC活動だけでなく、仕事や地域活動などの日常にあるのではないでしょうか。つまり普段の生活態度、行動、言動から人は私達のことを判断しています。

JC活動をしていない普段の時に、この地域を明るく豊かにするために行動できるようになること。この地域の課題をどうしたら解決できるのかを考え続けること。より良い自分を見出すこと。日常から青年会議所マインドを持ち続けることが重要です。周りの方から魅力があると思われれば自然と入会者は増え、青年会議所のブランドも高まります。

言うことと実際の行動を一致させる、言行一致な人間になりましょう。

メンバー一丸となって魅力溢れる青年会議所にしていきましょう。

一丸

地域を良くする為にはパワーが必要です。1人の100歩よりも100人の1歩の方が遥かに大きなパワーが出せます。地域を明るく豊かにするための仲間や協力者を一人でも多く増やしていきましょう。明るい豊かな未来に向かって一致団結し、一丸となって一年間を走り抜きましょう!

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