館山青年会議所の歴史
「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもと、1969年、その記念すべき第1歩を踏み出した館山青年会議所は、「ひとづくり」「まちづくり」「教育」「国際社会」「環境」など様々な分野において、青年としての正義感、理想を追求する心、真摯な情熱という価値観のもと積極的にかかわってきました。それぞれの時代で人は変わり、手法や表現は異なっても、創始の「志」は脈々と受け継がれ、50年を超えていまも現役メンバーの手で年代記は綴られ続けているのです。
年代別の歩み
1970年代の歩み
1969-1970 秋山 忠邦(初代・2代理事長)
- 館山青年会議所設立総会。
- 設立総会を安房教育会館にて行う。
- 館山青年会議所認承証伝達式が館山市民センターにて行われる。
1971 望月 睦男(3代理事長)
- 市民教育討論会を市民センターにて行う。
- 街をきれいにする運動の一環として「ごみをすてない」の立札を30本立てる。
- 美化運動の一つとして北条宇海岸の清掃。
- 美化運動の立札を設置。
1972 外山 庄次(4代理事長)
- 「JCニュース」「館山青年会議所新聞」と改題し市民を対象に3万部発行。
- 第1回ヤングフェスティバルを開催。
- ブロックボウリング大会館山JC主管する。
- フューチャークラブを結成する。
1973 滝口 喜雄(5代理事長)
- 館山青年会議所創立5周年記念式典を館山市民センターにて行う。
- 公開例会「新しい経営理念とは」を主題にキャバレー太郎で有名な福富太郎氏を講師に招く。
- 「館山市中心商店街を考える」館山駅に西口は必要か否かを研究発表。
1974 福原 貞雄(6代理事長)
- 献血運動組織化の推進。献血に関する市民アンケートを行う。
- 教師交歓会、福井県鯖江市に4名の教師を招き、館山市より鯖江市に2名の教師を送る。
- 「これからの館山JC」というアンケートを実施、小冊子にて配布。
1975 池田 勝(7代理事長)
- 献血組織運動、館山市婦人団体連協、フューチャークラブ、館山商工会青年部などへ全面協力し組織化進む。
- 議事法の勉強にロバートルール自作自演の開設映画を作製し例会に運用。
- 館山JC社団法人化の研究及び実施時期の検討。
- 親睦オリエンテーリング。
1976 高橋 弘之(8代理事長)
- 社団法人を取得、事務局を市内北条に移設、専従の事務局員を置く。
- 県下16校の参加による千葉県高等学校弁論大会を開催。
- 市民アンケート第1次集計発表。アンケート結果図表の作成。
- 池田千葉ブロック会長を出す。
1977 原 克己(9代理事長)
- 国道127号館山バイパス建設事業主体である、建設省千葉国道工事事務所企画担当者を招き説明を受け予定路線案をJC新聞にて発表。
- 青少年育成チャリティーショー「キャンディーズ」を開催。
- 沖ノ島市民公園化プラン作りを進める。全会員出動による芝生広場の造成。
1978 鈴木 秀男(10代理事長)
- 10周年記念式典を館山市民センターにて開催。
- 10周年記念事業として沖ノ島にツバキ10本、カナリヤヤシ35本の植樹と芝植を実施、沖ノ島海浜公園化試案を作成し、公園化資金100万円をそえて、市役所に預託する。
1979 中西 二二男(11代理事長)
- 「コミュニティの原点家族を考える」をテーマにJCメンバー、自衛隊員、新宿町内会、観光委員、市職員にて沖ノ島の空き缶清掃と中央広場の草取りを行う。
- コミュニティ市民会議、パネラー市民代表600名と意見交換。
- 市政40周年事業に協力参加、市民意見調査の協力、歴史写真展の資料集め、年表、パネル等の作成展示。
1980年代の歩み
1980 安田 良典(12代理事長)
- 沖ノ島特別委員会を設置し、美化運動としてゴミ箱、島内案内板、植物名称版の設置。
- 沖ノ島の植物を調査し、冊子にまとめる。
- 千葉ブロック、関東地区野球大会に優勝。全国野球大会(全国会員大会と併催)に館山青年会議所のみで27名の選手、応援団を札幌に派遣。
1981 堀江 秀夫(13代理事長)
- 総括全体事業「房総の開発」-郷土の現状と変革構想を学習。
- 広域的視点で富山町、千倉町にて初の「移動例会」を実施。
- 81クイーン of 沖ノ島フェスティバルを盛大に開催。
1982 大井 仁(14代理事長)
- 第15回千葉ブロック会員大会主管。
- 千倉移動例会開催。地元選手の四県議を招き、410号線また東京湾横断橋の説明を受ける。道路問題早期実現のため、1千人余名の署名を県議団に提出。
- 市民センターにて明治大学マンドリンクラブチャリティーショーを開催。
1983 吉田 憲一(15代理事長)
- 15周年記念事業の一環として、市内小学生を対象に絵画コンクールを開催。
- 内浦山県民の森にて第1回サマーキャンプを実施。
- 創立15周年ン記念式典を館山商工会議所、海光苑を会場に開催。
1984 鈴木 貴士(16代理事長)
- 春の観光客アンケート調査を実施。
- 館山市近代化青年研究会との合同公開例会。
- 第2回サマーキャンプ、内浦山県民の森にて開催。
- 第33回全国会員大会が千葉市にて開催され、館山JCも副主菅としてメンバー、OB共に協力、参画参加した。
1985 高橋 正郎(17代理事長)
- 「館山発の大企業進出」というタイトルのもと、NMBセミコンダクター社長 田村 巧氏を招いての公開例会を行う。
- 名産品マップを作製し、駅前に貼ったり観光客への手配りをした。
- 歴史と文化の掘り起こしのテーマのもと「安房の昔ばなし」(民話本)を制作。
1986 宮沢 治海(18歳代理事長)
- 「安房の昔ばなし出版パーティー」を制作協力者、地元の首長、教育長、諸団体役員、他ロムJCメンバーなどを招き開催。
- 里見氏の縁により、鳥取県の倉吉JC25周年記念式典において友好JC宣言がされた。
- 館山市民センターにて本田美奈子チャリティーコンサート開催。
1987 明石 晃幸(19代理事長)
- 第5回サマーキャンプを清和県民の森で開催。
- 「沖ノ島の植物図鑑」を作成し、市内の小学校に寄贈。
- 日本全国より民話本を百余冊集め、JC文庫として図書館に寄贈。
1988 友野 修(20代理事長)
- 創立20周年を迎え、館山市民センターにて記念式典を開催。
- 中学生作文コンクール。
- 安房の街づくり人づくり会議の開催。
- チャリティーゴルフコンペ開催。
1989 鈴木 陽一(21代理事長)
- 市政50周年事業等へ参加し、ミスコンの実施。
- 会員拡大で25名を達成し、メンバー100名への足がかりをつくる。
- メンバーの資質向上を目指し、数多くのCD活動を実施。
- 北海道森JCとの友好関係が始まる。
1990年代の歩み
1990 大川 晃(22代理事長)
- 地域のリーダーとなるべき会員の育成及び資質向上。
- 南房総の中長期的な将来像の調査・研究。
- 洋上セミナーを実施し、我々の南房総を見つめなおした。
- 大型店に関する公開討論会開催。
- 北海道森JCと友好JCに調印。
1991 杉井 繁樹(23代理事長)
- 100名会員を達成する。
- 鏡ケ浦への焦点を向け、市民活動を始め市民フォーラムを開催。
- 鏡ケ浦フォトコンテスト開催。
- BAY FMとの共催による「クリーンイベント」。
- 鏡ケ浦洋上ウォッチング。
1992 藤田 明生(24代理事長)
- キャンプ開始10周年を記念して富士山へ行く。
- 子供の見た目でフォトコンテスト開催。
- 「鏡ケ浦クリーンイベント」開催、600名参加。
- 鏡ケ浦をテーマにした「まちづくり政策」の研究。
1993 小宮 真一(25代理事長)
- 創立25周年を迎え、記念式典を館山商工会議所にて開催。
- 大川千葉ブロック会長を出す。
- 県立安房博物館で大鏡ケ浦展開催。
- 鏡ケ浦について小冊子を発行。
1994 保科 忠臣(26代理事長)
- 袖ヶ浦八景ポストカード作成
- 鏡ケ浦事業が関東地区協議会優秀賞受賞
- BOD値による水質調査を行う
1995 黒川 基幸(27代理事長)
- 救急医療施設を併設した安房医師会病院建設促進署名運動を行う
- 45,309名の署名を広域市町村圏組合に提出
- クリーンイベントを白浜町に移動
1996 秋山 貴(28代理事長)
- クリーンイベントを富山町で開催
- 倉吉JC35周年に出席
- インターネットにホームページを開設
1997 石井 則久(29代理事長)
- (社)日本青年会議所会頭が公式訪問
- 安房都市の行政担当者と「花の国南房総の実現に向けて」を話し合う
- 日本海重油流出事故への募金活動と物資援助
1998 水嶋 陽子(30代理事長)
- 創立30周年記念式典をアクシオン館山にて行う
- 創立30周年記念事業を安房博物館並びに南総文化ホールにて開催
- 千葉ブロック協議会会長公式訪問。3ロム合同例会
- クリーンイベント館山にて開催
- サマーキャンプ(マザー牧場)
1999 三平 真司(31代理事長)
- クリーンキャンペーン(館山)
- サマーキャンプ(内浦山)
- (社)森青年会議所友好JC締結10周年記念合同例会
2000年代の歩み
2000 保科 和弥(32代理事長)
- クリーンキャンペーン(千倉海岸)
- サマーキャンプ(大房岬)
- 市町村合併アンケート実施
- 安房医師会病院開院
2001 大川 浩司(33代理事長)
- 100%例会達成
- 市町村合併について市民アンケートを行う
- 事務局が正木に移転
- 南総文化ホールに公開講師例会「市町村合併について」
- 市町村合併の啓蒙ステッカー作成及び配布
2002 三浦 太(34代理事長)
- 会員拡大10%達成
- 市町村合併の要望書を11市町村に提出
- サマーキャンプ「富士山登頂」
- クリーンキャンペーン「北条海岸」
2003 外山 不二夫(35代理事長)
- 創立35周年記念式典並びに基調講演、祝賀会を行う。創立35周年記念事業として「わんぱくゴルフ」、「日々クリーンキャンペーン」を行う
- 創立35周年を共に迎える(社)鴨川青年会議所と記念事業として合同例会を行う「WORLD GAME in AWA」
- 初めて手帳、名刺をメンバーの手作りにて作成
- 三重県伊勢市にて人間力資質向上を目的とした移動例会を行う「伊勢研修」
- 「寒中水泳」「蕎麦打ち」「酪農体験(家族例会)」「ピンポン大会」等体感例会に力を注ぐ
- 館山・安房9市町村合併協議会委員として積極的に合併を推進
2004 宇山 たかゆき(36代理事長)
- クリーンキャンペーン(館山)
- 35周年特別事業としてノーベル物理学賞受賞小柴昌俊先生講演会を文化ホールにて開催
- 白浜町町長選挙公開討論会後援・参画・協力
- 第22回サマーキャンプ富士登山例会開催
- 新潟中越地震災害支援ボランティア参画
2005 川上 裕(37代理事長)
- クリーンキャンペーン(千倉)
- 第23回サマーキャンプ(神奈川県)
- 市町村合併の研究発表、ワーキンググループ開催
2006 柴田 栄樹(38代理事長)
- 南房総市長選挙に係る公開討論会を白浜フラワーホールにて開催
- 館山市長選挙に係る公開討論会を南総文化ホールにて開催
- 第24回サマーキャンプを初の離島、大島で開催
- 森JCとの合同例会事業をインターネット(光通信)を使って開催
2007 渡邊 伸雄(39代理事長)
- 100%例会達成
- 会員拡大15%拡大
- 第25回サマーキャンプをがんこ山(丸山)にて開催
2008 湯浅 繁之(40代理事長)
- 40周年事業「いいっぺ房州キャンペーン」を開催
- 「さかなクン」講師例会をロックシティで開催
- 第26回サマーキャンプ「富士山登頂」
2009 佐野 晴信(41代理事長)
- 100%例会達成(9月定時総会)
- メンバーの資質向上と組織力強化をはかる例会の実施「伊勢研修」
- 第27回サマーキャンプを埼玉県長瀞にて開催
- 公益社団法人格取得および定款変更決議
- 新定款に則した諸規定の改定作業を進める
- 「アクティブシニアフェスタ」を鋸南町で開催
2010年代の歩み
2010 金 盛竜(42代理事長)
- 安房高野山妙音韻にて組織力を高めるため、護摩行、火渡り行を取り入れた体験例会を行う
- 農業生産法人トップリバー代表島崎氏を招いて農業をテーマに、一般参加者82名と公開例会を開催
- 館山にて、千葉ブロック協議会第4回会員会議所を開催
- 47三井 仁君を招き、メンバーの相互理解を高める日本JC公認プログラムを利用した例会を開催
- 第28回サマーキャンプを112名の参加者と大房岬にて開催
- 館山市長選挙に係る公開討論会を開催
2011 矢口 盛明(43代理事長)
- 2月例会にて「第55回鏡ケ浦駅伝」に出場(千葉ブロック協議会LOM強化部門賞を受賞)
- 東日本大震災への復興事業「絆プロジェクト」にて
※街頭募金活動 ※支援物資の募集及び配送 ※旭市の避難者への炊き出し
※気仙沼市、石巻市へボランティア活動(港の清掃、ガレキの除去)
※石巻市を中心とした被災地の子ども達を南房総市の大房少年自然の家に招き「第29回サマーキャンプ」を開催
※北条小学校の全校生徒と「絆」の一文字を作成 - 11月例会にて「絆プロジェクト」に関する報告会及び海上自衛隊第21航空群司令 山本敏弘群指令の講演を開催
2012 長谷川 剛(44代理事長)
- JC style第1弾を開催。(千葉ブロックアワードLOM強化ノミネート)
- アジアトライアスロン選手権、第3回わかしおトライアスロンへの協力
- 2009年度公益社団法人日本青年会議所第58代会頭・安里繁信先輩を館山に招いての講演を開催
- 「第30回サマーキャンプ」を大房岬にて開催
- 「千葉ブロック協議会 第45回会員会議所会員大会」館山の地にて共済
- 昨年度、サマーキャンプに招いた被災者の子どもたちと宮城県蔵王酪農センターにて交流
- 会員拡大を20%拡大達成(女性会員拡大率日本青年会議所第2位)
2013 高橋 正明(45代理事長)
- 45周年記念式典の開催
- 45周年記念事業として為末大氏をお招きした市民参加型事業を開催
- 若潮マラソンへ参加
- 第3回復興フォーラム開催(福島県いわき市)
- 第4回わかしおトライアスロンへブース出展
- (有)クロフネカンパニー中村文昭氏をお招きし講演を開催
- 「第31回サマーキャンプ」として富士登山を開催
- 農事組合法人和郷園 木内博一氏をお招きし講演を開催
- 千葉ブロック協議会AWARD LOM強化部門にて2012年度実施「再開~」Reacing OUTキャンペーン~最優勝賞受賞 女性会員拡大部門にて最優秀受賞
- 様々な対外事業を通してJC運動発言の強化と社会認知の向上に努める
2014 安田 憲史
- 館山市長選挙に係る公開討論会の開催
- 第32回サマーキャンプを館山海上自衛隊にて開催
- (株)mixi創業メンバーの「小割洋一氏」を招き講師例会を開催
- プロライフセーバー「飯沼誠司氏」を招き講師例会を開催
- ANAビジネスソリューション(株)「平良未散氏」を招き講師例会を開催
- 経営成功のヒント・JCの魅力・居酒屋道場などシニアによる講師例会の開催
- ケニア・ネパールの少年と地域の少年との国際交流例会を開催しフェアトレード制度及び政界の現状(スラム街)などを学ぶ
2015 池田 太一(47代理事長)
- 100%例会達成
- 千葉県議会議員選挙 選挙区館山市の候補者の政策を公益社団法人日本青年会議所の「e-みらせん」を活用したWEB配信
- 「第33回サマーキャンプ」を伊豆大島にて開催
- 一般社団法人森青年会議所50周年記念式典に出席
2016 川名 展弘(48代理事長)
- 南房総市との共催にて、婚活事業「お見合い大作戦」in南房総 実施
- 「第34回サマーキャンプ」を富士山麓にて実施
- 地域の小学生63名と共に「キッズフォトロゲイニングin館山を実施
- 京都サンガFC普及部長「池上正」氏をお招きし講演会実施
- JC創生投資 インターネットを利用して資金を募る「クラウドファンディング」へ挑戦成功し、アワビの稚貝を放流する事業実施
- 会員増強を目的とし、JCプログラムラムを4回実施
- 会員拡大13名 35%達成!
2017 千原 清之(49代理事長)
- 2市1町の地域資源を利活用した事業例会の実施
- 「第35回サマーキャンプ」にて富士登山を実施
- 一般社団法人鴨川青年会議所と合同例会を開催
- 日本赤十字社より献血支援活動における感謝状を授与
2018 鈴木 照久(50代理事長)
- 50周年記念事業として、館山市、館山青年会議所シニアクラブと共に「ビーチチャレンジ2018」の実施(千葉ブロック版褒章 政策立案大賞(ブロック会長特別賞)を受賞)
- 「第36回サマーキャンプ」にて「大人の知らない秘密基地をつくろう」の実施(千葉ブロック版褒章 青少年関係部門にて優秀賞を受賞)
- 創立50周年記念式典並びに祝賀会の開催
- 館山市長選に係る公開討論会の開催(同時にネットでの生配信も実施)